７月３１日投開票の東京都知事選挙で、２９０万票を超える得票で当選した元防衛相の小池百合子氏（６４歳）

報道では、投票終了直後に当選確実となった圧勝については「私の想像以上の結果となりました」と笑顔でした
自民党の推薦を得ず、無所属での出馬となった選挙戦を「『劇団ひとり』などとも言われましたが、お１人お１人の票が集まればこんな大きなうねりになるんだと、大変感動しております。同時に１票の重み、価値に責任がその分大きいと痛感しております」と振り返られてみえました。

選挙戦のエピソードとして「いつも選挙の時は、イメージトレーニングじゃないんですが、『グリコ』のゴールインのポーズをイメージして、そこを目指す」と説明。「厳しいこともございますけど、そのイメージを持っていれば、多少の事は苦にならない。明確な目標があれば、そこに乗り越えるのも一つの試練だと思ってプラスに代えて、最後まで取り組んだということです。１０回も選挙をしているとノウハウも積み重なってきますから、今までで一番長い期間でしたけど、乗り越えられたかなと」と話されました。

自身の選挙戦略を「選挙って、悲壮な感覚を醸し出した方がいいと、ここは泣いた方がいいとか、いろんな計算が陣営の方で働いたりはするんですけど、私は自然体で」と説明。「（支援者が）むしろ悲壮感と言うより、楽しんで参加して下さったような気がします。その方々の力の集積が、２９０万票という結果になったと思う」と、圧倒的な強さで当選した要因を分析されていまし。

２０２０年に東京五輪を控えており、小池氏は日本時間の２２日に行われるリオデジャネイロ五輪の閉会式で、五輪旗を受け取る「ハンドオーバーセレモニー」に出席されます。五輪に向けては「ホストシティーのリオに失礼の無い様に、なすべき事をして参りたい。オリンピック、パラリンピックとも重要ですので、往復を考えています」としました。

前任の舛添要一前都知事が、高額の出張費で問題になった事を踏まえ、「出張の手段については、ビジネスクラスで。費用についても、コストダウンを図る観点からスイートルームというむちゃくちゃ高い事にならない様に考えています」と宣言。
その上で、現地の宿泊費が高騰している事を挙げ「本当に高いですよ。むちゃくちゃ高いです。普通の部屋でも１泊２日であろうが、１０日間泊まった計算にするとか。それで『高い』と言われたら困るなとは思います」と、ある程度の出費はやむなしとの立場も示されまし。              


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