農林就業
2020年09月21日
農林就業52%が高齢者
65歳以上の高齢就業者数(2019年)が892万人となり、過去最高を更新したようです
21日の「敬老の日」に合わせて総務省が発表した調査で分かりました。15歳以上の就業者総数に占める割合では、52%の農業・林業が全産業の中で最も高かったです。
人口減少と高齢化が進み、農林業は他産業以上に「生涯現役」の高齢者に支えられているのです
高齢就業者数の増加は16年連続です
就業者全体に占める高齢者の割合は13%で、高齢就業者の数と共に過去最高でした。
産業別の高齢就業者の割合は、総務省の労働力調査から算出しました。現在の分類となった2007年以降、農業・林業は40〜50%台で推移し、全産業の中で最多を維持し続けています。
2019年の場合、2位の不動産業・物品賃貸業でも26%で、トップの農業・林業とは大きな開きがあります。 高齢就業者の実数では卸売業・小売業が126万人で最多ですが、農業・林業も108万人で2位でした。
農水省は、農業で働く高齢者について「高い技術で地域農業を支える重要な存在。省力化技術の普及などを通じ、長く働ける環境を整える必要がある」(経営政策課)と話されています。
同時に、若い世代の育成も重要と考え、技術や経営の継承を後押しする考えです。
日本の総人口が減少する中、65歳以上の高齢者の推計人口は、15日現在で3617万人となり、前年に比べて30万人増えました。総人口に占める割合は28・7%で、前年より0・3ポイント上昇しました。
いずれも1950年から上昇が続いており、過去最高を更新しました。日本の高齢者の割合は世界(201カ国・地域)でも最も高い
21日の「敬老の日」に合わせて総務省が発表した調査で分かりました。15歳以上の就業者総数に占める割合では、52%の農業・林業が全産業の中で最も高かったです。
人口減少と高齢化が進み、農林業は他産業以上に「生涯現役」の高齢者に支えられているのです
高齢就業者数の増加は16年連続です
就業者全体に占める高齢者の割合は13%で、高齢就業者の数と共に過去最高でした。
産業別の高齢就業者の割合は、総務省の労働力調査から算出しました。現在の分類となった2007年以降、農業・林業は40〜50%台で推移し、全産業の中で最多を維持し続けています。
2019年の場合、2位の不動産業・物品賃貸業でも26%で、トップの農業・林業とは大きな開きがあります。 高齢就業者の実数では卸売業・小売業が126万人で最多ですが、農業・林業も108万人で2位でした。
農水省は、農業で働く高齢者について「高い技術で地域農業を支える重要な存在。省力化技術の普及などを通じ、長く働ける環境を整える必要がある」(経営政策課)と話されています。
同時に、若い世代の育成も重要と考え、技術や経営の継承を後押しする考えです。
日本の総人口が減少する中、65歳以上の高齢者の推計人口は、15日現在で3617万人となり、前年に比べて30万人増えました。総人口に占める割合は28・7%で、前年より0・3ポイント上昇しました。
いずれも1950年から上昇が続いており、過去最高を更新しました。日本の高齢者の割合は世界(201カ国・地域)でも最も高い