有機EL
2021年05月01日
パナソニック/TV事業縮小へ
パナソニックは、中国の電機大手TCLとテレビ事業で業務提携して、今年度中にも中小型機種を中心に生産委託を始める方向で最終調整に入りました
5月中の合意を目指すそうです2024年度までに、自社生産は最大4割の削減となる見通しです。海外勢に押されて日本の電機メーカーがテレビ事業を縮小する中、パナソニックも大幅な合理化に踏み切るようです
数値は公表していませんが、パナソニックのテレビ事業は赤字となっています
価格競争が激しい中で小型は利幅が薄いそうで、TCLに生産委託した製品をパナソニックの「ビエラ」ブランドなどで販売する事でコスト削減につなげます。
大型液晶テレビや、有機ELテレビといった高価格帯や中型の一部は自社生産を続けるとの事です。パナソニックは、世界で約600万台のテレビを販売しています。
TCLとの提携で、自社生産は現在より3〜4割少ない年350万台程度に縮小するとみています。マレーシアや、チェコなど世界7工場での生産体制も見直して、インドとベトナムでのテレビ生産は21年度中にも終えるようです。
国内唯一の拠点である宇都宮工場(宇都宮市)は、有機ELなど一部の機種を除き、別の製品の工場に転換するそうです。
15年度に中国と北米でテレビ生産から撤退していますので、今回はそれに続くリストラとなりますTCLは160を超える国・地域で家電などの事業を展開して、20年のテレビの出荷台数シェア(占有率)は世界3位です
15年には日本法人を設立して、テレビを販売しています日本の電機大手では、テレビ事業の縮小・撤退が相次いでいます
日立製作所は、2012年に国内生産を終了して、2018年には自社ブランドでの国内販売も終了しました。
東芝は2018年、中国・海信集団(ハイセンス)にテレビ事業を売却して、ソニーは高価格帯の機種に絞って生産・販売しています
5月中の合意を目指すそうです2024年度までに、自社生産は最大4割の削減となる見通しです。海外勢に押されて日本の電機メーカーがテレビ事業を縮小する中、パナソニックも大幅な合理化に踏み切るようです
数値は公表していませんが、パナソニックのテレビ事業は赤字となっています
価格競争が激しい中で小型は利幅が薄いそうで、TCLに生産委託した製品をパナソニックの「ビエラ」ブランドなどで販売する事でコスト削減につなげます。
大型液晶テレビや、有機ELテレビといった高価格帯や中型の一部は自社生産を続けるとの事です。パナソニックは、世界で約600万台のテレビを販売しています。
TCLとの提携で、自社生産は現在より3〜4割少ない年350万台程度に縮小するとみています。マレーシアや、チェコなど世界7工場での生産体制も見直して、インドとベトナムでのテレビ生産は21年度中にも終えるようです。
国内唯一の拠点である宇都宮工場(宇都宮市)は、有機ELなど一部の機種を除き、別の製品の工場に転換するそうです。
15年度に中国と北米でテレビ生産から撤退していますので、今回はそれに続くリストラとなりますTCLは160を超える国・地域で家電などの事業を展開して、20年のテレビの出荷台数シェア(占有率)は世界3位です
15年には日本法人を設立して、テレビを販売しています日本の電機大手では、テレビ事業の縮小・撤退が相次いでいます
日立製作所は、2012年に国内生産を終了して、2018年には自社ブランドでの国内販売も終了しました。
東芝は2018年、中国・海信集団(ハイセンス)にテレビ事業を売却して、ソニーは高価格帯の機種に絞って生産・販売しています