日本KFC
2017年05月25日
日本KFC/ピザハット売却
6月12日にエンデバー・ユナイテッド社の投資ファンドに譲渡する予定です。金額は非公表ですが、数億円程度とみられています。エンデバー・ユナイテッド社は、かつて三菱自動車や音響機器のティアックに投資していたフェニックス・キャピタル系列の会社です
この10年の累計赤字は30億円超
ピザハットは1958年に米国のカンザス州で生まれました。現在はKFCとともに米ヤム・ブランズ社の主要ブランドの1つになっています。
日本では1991年に日本KFC傘下の宅配ピザとして、営業をスタートしました現在は直営店、フランチャイズ店合わせて全国に370店舗を構えています。
ですが、安定した利益を稼ぎ出すKFC事業に比べて、ピザハット事業はアップダウンが激しかった様です変則決算や事業セグメントの変更などはありますが、この10年間で黒字化したのは3回に過ぎないそうです
2017年3月期は、5期ぶりに黒字となったそうですが、10年間で累計30億円超の赤字を垂れ流しています
業績不振は売却理由ではない?
日本KFCは直近では2007年に米本社とFC(フランチャイズ)契約を結び直しています。契約内容は、2007年12月〜2017年11月までは出店費用として1店ごとに100万円を支払いますが、10年ごとの契約更新料は無料というものです。
ただ、今年11月からは金額が変わり、1店当たりに支払う金額は4.19万ドル(約465万円)に、契約更新料も2.09万ドル(約232万円)にハネ上がるそうです
ロイヤリティは売上高の6%。
2012年度までに149店を新たに出店すれば減額される契約になっていましたが、この出店数は達成出来なかったのです。
日本KFCホールディングスの社長は5月10日の決算会見の場で、「(米国の)本部は相当な勢いで出店する事を期待している。それに対し、当社はどちらかと言えばもう少し足元を固めつつやっていきたい。成長のスピードに関する(考え方の)共有がなされていなかった」と、ピザハット売却の背景を説明されました。
会社側は今回の売却について、「長年赤字だったから、FC契約料が上がるから、という事で売る訳ではない」「売却は以前から決まっており、(2017年3月期の)黒字化のタイミングは関係ない」と強調しています。
ただ、米本社が期待した成長を達成できず、収益も厳しかったピザハット事業を、FC契約の各費用が上昇する直前のタイミングで売却したとみるのは行き過ぎた見方でしょうか
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