歌手で俳優の吉川晃司さん（54歳）が6月16日から5週にわたって放送されるカンテレ・フジテレビ系『探偵・由利麟太郎』（毎週火曜 後9：00）で地上波連続ドラマに初主演するそうです

金田一耕助シリーズで知られる横溝正史さんによる戦後初の本格長編小説『蝶々殺人事件』を含む『由利麟太郎』シリーズの初の連ドラ化です

吉川晃司さんは元警視庁捜査一課長という経歴を持つ、白髪の名探偵・由利麟太郎を演じるそうです彼の助手となるミステリー作家志望の青年・三津木俊助役には、俳優・志尊淳さん（25歳）が起用されましたなお、撮影はすでに終了しているようです。
　
京都を舞台に、横溝によるおどろおどろしい奇怪な世界を現代風に新解釈したホラーミステリーです。ある事件をきっかけに警視庁を退職した由利は、学生時代を過ごした京都に住まいを移し、今では、殺人者の行動、心理を分析する“犯罪心理学者”として活躍その一方で、警察からの依頼を受け、事件の捜査を手伝っている。由利の捜査方法は、「ひたすらに事件現場を観察し続けること―」。あまり多くを語らない物静かな男だがその洞察力と論理的思考は天才的・・・というキャラクターです。

そして志尊さん演じる俊助はそんな由利を崇拝するあまり、自分の小説を書く事よりも、由利の活躍を記録するWEBサイト『由利麟太郎の事件簿』の運営に力を入れているというキャラクターです。事件現場でも、助手として由利とともに行動し、物静かな“静”の由利に対し、よくしゃべる“動”の三津木の名コンビが次々と起こる怪事件をともに推理していく。

主演オファーを「面白い挑戦だなと思いました」と語る吉川晃司さんは「そもそも、普通のドラマをやるのなら、僕には声を掛けないでしょう（笑）。変わったこと、攻めたことをやりたいというプロデューサーや監督の想いを感じました」と企画趣旨に賛同する

志尊さんの印象については「淳はとても勘が良く、頭の回転も速い。由利との関係性もうまく出ているんじゃないでしょうか。セリフの量では淳が主役です（笑）」とすでに名前で呼ぶ仲に志尊さんも「撮影を経て、僕と吉川さんの距離が縮まったのと同じように、どんどん近くなっていく由利先生と三津木くんのバディー感もお楽しみに」とコンビネーションをアピールしています

今作は、本社を大阪に構えるカンテレが“ALL関西”を掲げて制作同局が、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマを“ALL関西”で制作するという試みは、1985年に放送された『影の軍団 幕末編』以来、34年ぶりです。
今回は『影の軍団　幕末編』を共に制作した、歴史ある東映京都撮影所と再タッグを組み、関西の制作スタッフが集結。スタジオセット撮影から、ロケ撮影など、すべて京都をはじめとする関西地区で行いました。

なお、コロナウイルス感染症対策により現在撮影を休止、初回が延期となっている4月期の火曜ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』の放送は、引き続き未定となっていますが今後の状況を鑑みて撮影再開を目指していくそうです。











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西尾張（一宮市、稲沢市、清須市、津島市、愛西市、弥富市、あま市、春日町、大治町、蟹江町、飛島村）

東尾張（瀬戸市、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、尾張旭市、岩倉市、豊明市、日進市、北名古屋市、東郷町、長久手町、豊山町、大口町、扶桑町）

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