岡山市5歳女児虐待事件で母親と交際相手を送検

岡山市で、当時5歳の女の子を虐待したとして、母親と交際相手の男が逮捕された事件
虐待の様子を撮影したとみられる動画が、携帯電話に保存されていたそうです。

強要の疑いで逮捕された岡山市の西田彩容疑者（34歳）と、交際相手の船橋誠二容疑者（38歳）は2月10日午後、岡山地方検察庁に送検されました。

2人は2021年9月10日から23日の間、西田容疑者の娘の真愛ちゃん（当時5歳）に対して、顔を殴るなど暴行を加えた上、椅子の上に置いた鍋の中に最長6時間立たせ続けるなどの虐待を繰り返した疑いがもたれています。 　

真愛ちゃんは、2022年1月に死亡しました。

報道では、船橋容疑者が真愛ちゃんを暴行する様子を映したとみられる動画があった事が新たに分かったそうです。調べに対して、船橋容疑者は容疑を認め、西田容疑者は容疑を否認しているようです。

真愛ちゃんへの虐待を疑わせる情報は、児童相談所に3年前から寄せられていたようです。報道で、児童相談所によりますと2019年3月、「真愛ちゃんの福祉サービスの手続きが出来ていない。母親の養育が心配」と関係機関から市に連絡があったそうで、市が西田容疑者と面談。

そして、1カ月後の4月には児童相談所に、「西田容疑者の知人男性による真愛ちゃんへの暴力が疑われる」との通告がありました。

児童相談所が家庭訪問した際、真愛ちゃんの額に10円玉大のあざを確認しました。西田容疑者は「どこかにぶつけたんじゃないか」と虐待を否認、知人男性の存在も否定したという事です。

同じ年の6月には、岡山県警が迷子になっていた真愛ちゃんを保護しています。2020年9月には、一般の人が船橋容疑者が墓場で真愛ちゃんを叱責しているのを目撃して、県警に通報。県警から通告を受けた児童相談所が真愛ちゃんを保護しました。 　

児童相談所は西田容疑者・船橋容疑者と面談して、2人が反省している事などから2週間で真愛ちゃんの保護を解除しました。

その後、児童相談所は2020年11月から2021年4月まで西田容疑者と真愛ちゃんに複数回面談を行いましたが船橋容疑者とは会えなかったという事です。

2021年8月に家庭訪問した際には西田容疑者が、「真愛ちゃんは親戚の家に行った」と話し会えなかったということです。

その後、9月に真愛ちゃんは病院に救急搬送され、2022年1月に亡くなりました。

この時の交際相手、船橋誠二容疑者（38歳）には、他の場所に妻と子供がみえたそうです。要するに、不倫していた女の人の子供を虐待して、殺してしまった事になります

もっと早く、何とか出来ていれば・・・。

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