愛知県内で侵入盗被害が続いています

1〜3月時点の侵入盗被害は695件で、全国ワーストの数字です

愛知県警は、今年に入ってから空き巣などの容疑者を相次いで逮捕しています摘発に力を入れる一方、ゴールデンウイークに向けて留守宅が泥棒に狙われる可能性があるとして注意を呼びかけてみえます

6階建てマンションや2階建てアパート、2階建て一般住宅。
これらの住宅は1〜2月、いずれも一階のベランダや居間の掃き出し窓をドライバーやガラス切りなどで割られて、現金やバッグなどを盗まれる空き巣の被害に遭ったそうです

事件に関わったとして愛知県警は今年、窃盗容疑で40〜50代の男女3人を逮捕しました。愛知県警は、3人が主に集合住宅一階を対象に、愛知と岐阜、三重の三県で計約50件の侵入盗に関与したとみているようです。

今回の被害住宅をはじめ、侵入された住宅の多くは、雨戸やシャッターを下ろしていない1階の窓が狙われました。
ただ上の階が安全というわけではなさそうです

愛知県警は1月、愛知県岡崎市の15階建てマンション9階の部屋に侵入して、現金約45万円を盗んだとして、窃盗容疑で30代の男を逮捕しました。

現場のマンションには工事の足場が設けられており、男は足場を使って9階ベランダに行って、無施錠の掃き出し窓から部屋に入ったとみられています

愛知県警によりますと、1〜3月に発生した侵入盗は695件で、前年同期比で78件増加していますこのうち住宅を狙った侵入盗は、314件で45％を占めています。

過去に愛知県内で、4〜5月に発生した侵入盗を見てみますと、昨年は両月とも月平均を下回りましたが、コロナ禍前の2018年は両月とも月平均を上回りました。

警察の捜査関係者の方は「コロナが落ち着いており、旅行などで留守宅が増え、侵入盗が相次ぐ可能性がある」と危ぶむ。　

愛知県警は、施錠は勿論ですが、雨戸やシャッター、補助錠の活用、機械警備の導入を検討する事や、交流サイト（ＳＮＳ）に「旅行している」などと、家が留守と分かる内容を安易に投稿しない事を呼びかけています


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