30日、ジャカルタ・アジア大会　第13日

陸上の男子400メートルリレー決勝が行われました。
2016年リオ五輪銀メダルの日本（山県亮太―多田修平―桐生祥秀―ケンブリッジ飛鳥）は38秒16（37秒99以上なら大会新、37秒60以上で日本新）で金メダルに輝きました

男子400メートルリレー種目では、前100メートル日本記録保持者の伊東浩司氏を擁した1998年バンコク大会以来、20年ぶりの優勝です2020年東京五輪で悲願の金メダルを目指すリレー侍が、アジアタイトル奪取で弾みをつけました

今大会は第2走者に多田修平を起用する新布陣で臨みました。これまではリオ五輪、ロンドン世陸ともに飯塚翔太選手が不動の2走でしたが、今大会は1600メートルリレーに出場。土江寛裕コーチは「多田の2走がカギになる。東京五輪へ、彼が2走をこなせるかは非常に重要」と送り出しました。

五輪では調子や他種目との兼ね合いで、柔軟なメンバー構成が組めるかが勝敗を左右する事もあります。優勝で結果を出して、選手層に厚みを加えられたのも収穫になりました


西三河(豊田市,岡崎市,安城市,刈谷市,知立市,豊明市,碧南市,西尾市,碧南市,高浜市,一色町,吉良町,幡豆町,幸田町)

東三河（豊橋市,豊川市,蒲郡市,新城市,田原市,設楽町,東栄町,豊根村,小坂井町）

西尾張（一宮市、稲沢市、清須市、津島市、愛西市、弥富市、あま市、春日町、大治町、蟹江町、飛島村）

東尾張（瀬戸市、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、尾張旭市、岩倉市、豊明市、日進市、北名古屋市、東郷町、長久手町、豊山町、大口町、扶桑町）

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４年前、京都・洛南高３年の桐生が１０秒０１をマークしてから、期待が高まっていた９秒台がついに実現しました

国際陸上競技連盟のホームページによりますと、世界歴代９９位となる桐生選手の記録は、世界的に見てもごくまれなケースの様です

１９６８年にジム・ハインズ（米）が電気計時で人類で初めて「１０秒の壁」を破る９秒９５を記録して以降、公認の９秒台は世界で過去１２０人を超えています
その殆どがアフリカにルーツをもつ選手で、例外は２０１０年に２０歳で９秒９８、９秒９７を出した「白人初」のクリストフ・ルメートル（仏）、１５年にアジア出身選手として初めて９秒台に突入する９秒９９を出した蘇炳添（中国）ら数人しかいないと言われています

日本選手の最初の電気計時日本記録は、６８年の飯島秀雄の１０秒３４でした。３０年近い年月をかけ、朝原宣治が９７年に初の１０秒０台となる１０秒０８をマーク。

翌年、伊東浩司が１０秒００を出しました。その後、朝原は１０秒０２、０３年世界選手権２００メートル３位の末続慎吾が１０秒０３で走ったが、９秒台に到達できませんでした。

今年現役を引退したウサイン・ボルト（ジャマイカ）の世界記録９秒５８にはまだ遠いですが、９秒台は、一流の証明です

五輪および２年に一度開催される世界選手権の男子１００メートルにおいて、準決勝で９秒台で走って決勝へ進めなかった選手は、過去に一人もいません

日本選手が３年後の東京五輪で決勝に進めば、五輪・世界選手権を通しても１９３２年ロサンゼルス五輪６位の吉岡隆徳以来、実に８８年ぶりとなります

桐生選手に次いで、山県亮太（セイコー）、サニブラウン・ハキーム（東京陸協）、多田修平（関西学院大）、ケンブリッジ飛鳥（ナイキ）ら１０秒０台の有力選手が競い合う日本の男子短距離陣
楽しみですね


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「リオ五輪・陸上男子４００ｍリレー・決勝」

１９日、五輪スタジアムで「男子４００メートルリレー」決勝が行われました。
山県亮太（２４）＝セイコーホールディングス、飯塚翔太（２５）＝ミズノ、桐生祥秀（２０）＝東洋大、ケンブリッジ飛鳥（２３）＝ドーム＝の日本が３７秒６０のアジア新記録で銀メダルに輝きました

２００８年北京大会の銅メダルを上回り、１９２８年アムステルダム大会女子８００メートルで銀メダルの人見絹枝に並ぶトラック種目の最高成績です
日本のメダルは金１２、銀８、銅２１の計４１個で、前回ロンドン大会の３８個を抜いて史上最多となりました

ケンブリッジ、山県、桐生という日本選手初の９秒台を目前にとらえる３人に、２００メートル日本歴代２位の記録を持つ飯塚を加えた平均年齢２３歳の若いチームは「史上最強」の呼び声が高かったです。選手紹介の登場シーンでは、飯塚の発案で刀を抜き、鞘に収める侍ポーズを採用

優勝したジャマイカは、エースのボルトが今大会を最後に五輪を去ります。４年後の東京五輪
この４人が更なる進化を遂げていれば、頂点の金メダルを狙える可能性は十分です


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