すかいらーくが、ロードサイド店舗を中心に約100店舗閉店

「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」「夢庵」「しゃぶ葉」などの業態を展開する外食大手、すかいらーくホールディングスが、2022年度上期(1〜6月)決算を発表しました

同時に、不採算店を中心に、100店舗程を閉鎖するとも伝えられています

ここ半年の売上高は1416億円と、前年比149億円増(前上期比11.8％増)
しかし、本業の儲けを示す営業損益は24億円の赤字と、前上期の営業黒字4.5億円から一転して赤字に陥りました最終損益も、27億円の赤字となりました。

外食業界では、長引くコロナ禍の影響も大きく、すかいらーくグループ以外の他社でも店舗撤退が相次いでいます。

すかいらーくは、多くの業態で店舗を展開している為に、様々なデータを有しています。自社の不採算店舗を手放す事で身軽になると同時に、他社の有望な立地にありながらも撤退した店舗へ、すかいらーくが有するそこに適した業態を居抜きで展開するチャンスともいえます



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外食大手のすかいらーくホールディングス（ＨＤ）

すかいらーくホールディングスは8月12日、ファミリーレストラン「ガスト」や「ステーキガスト」などの約100店舗を閉店すると発表しました

幹線道路沿いなど郊外型の店舗を中心に、不採算店舗を閉じるそうです

食品や日用品の値上げが相次ぐ中、外食を控える傾向が強まって、地方都市を中心に売り上げが落ち込んでいるようですね

12日発表した2022年6月中間連結決算（国際会計基準）は、コロナ禍の長期化の影響などで最終利益が27億円の赤字となりました。

円安などの影響で、食材の調達コストも上昇している事から、2022年12月期の業績見通しも下方修正して、最終利益を2月時点の40億円の黒字から20億円の赤字としました。

谷真会長兼社長は「コスト上昇が予想以上の状況だ」と述べられ、ガストや「バーミヤン」では10月にメニューの値上げをする事も明らかにしました。


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