10月から暮らしに関わる税額や料金が、変更になります

税制改正に伴い、割安な第三のビールやワインに加えて、たばこが値上げされます
一方で、NHK受信料は引き下げになります

左党（酒が好きな人）・愛煙家には厳しい秋になりそうです

第三のビールの税額は350ミリリットル当たり9．8円、ワインなどの果実酒は同3．5円それぞれ引き上げられます

第三のビールは昨年10月の消費税増税後に高まった節約志向に加えて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費を追い風に、販売を伸ばしてきました。

一方、ビールの税額は350ミリリットル当たり7円、日本酒は同3．5円それぞれ下がり、買い求めやすくなります

2026年にはビール、発泡酒、第三のビールの税額は約54円に統一されます。たばこも値上がりします。

日本たばこ産業（JT）など大手3社は財務省から値上げの認可を受けました。300〜400円前後と安い価格設定で人気の葉巻たばこの一種も2年かけて紙巻きたばこと同じ水準に上がり、1箱数十円の値上げとなります。

NHK受信料は引き下げられます
地上波のみの契約者が口座やクレジットカードで支払う場合、月額35円下がって1225円となります。衛星契約も含む場合は月額2170円と60円下がります。

値下げはNHK改革の一環で2018年に決まったもので、昨年10月の消費税増税時に価格を据え置いて実質値下げを実施した事に続く措置となります。

雇用保険では、自己都合で会社を辞めた人が失業手当を貰えるまでの期間が、3カ月から2カ月に短縮されます。