岐阜県は7日、2018年度に県内五カ所の県子ども相談センター（児童相談所）に寄せられた相談のうち、児童虐待として実際に対応したのは前年度から２８・３％増えて、過去最多の1405件に上ったと発表しました

相談経路は「警察から」が465件で全体の３３・１％を占めました。前年度から118件増えました

岐阜県と県警が協定を結び、2018年6月以降、すべての児童虐待案件を情報共有するようになった成果の様です。「近隣住民や知人から」は次に多く、253件と、前年度から104件増

身近な自治体である市町村が対応した事例は、954件と前年度から315件増えて、これも過去最多でした

県子ども家庭課の担当者は、2018年3月に東京都目黒区で5歳女児が亡くなった事件や、今年1月に10歳女児が亡くなった千葉県野田市の事件など、児童虐待の報道が相次いだ影響を挙げ「関心が高まり、重篤化する前の段階で早めに通報する例が増えているのでは」と指摘する。

相談後の対応としては、子供と保護者を引き離さずにセンターや自宅などで面接指導するケースが年々増えており、今回は９１・８％を占めました。

施設への入所は４・６％、里親への委託は０・８％で、ほぼ横ばいです。

虐待の内容では、暴言や子供の前で配偶者に暴力をふるうなどの心理的虐待が４３・５％、直接的な身体的虐待が３５・４％、保護の怠慢・拒否（ネグレクト）が１９・４％でした。

岐阜県は本年度、県内すべてのセンターで、虐待事案に対応できる弁護士が定期的に勤務するよう体制を拡充。先月には県総合医療センター（岐阜市）内に専門職員を置き、医療機関向けの虐待相談窓口を開設しました。











児童虐待を発見したり、虐待が疑われたりする場合の連絡先は、児童相談所全国共通ダイヤル「１８９（いちはやく）」です



















西三河(豊田市,岡崎市,安城市,刈谷市,知立市,豊明市,碧南市,西尾市,碧南市,高浜市,一色町,吉良町,幡豆町,幸田町)

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東尾張（瀬戸市、春日井市、犬山市、江南市、小牧市、尾張旭市、岩倉市、豊明市、日進市、北名古屋市、東郷町、長久手町、豊山町、大口町、扶桑町）

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