ロッテの井口資仁内野手（４２歳）が２０日、千葉のＺＯＺＯマリンスタジアムで会見されました

今季限りで現役を引退する事を発表しました。
お疲れ様でした

昨年には引退を決めていたとも明かされ、日本球界最年長野手は「今まで以上にいい思い出を作りたい」と残り試合での活躍を誓われました

日本球界では４２歳同級の中日・岩瀬仁紀投手に次ぐ年長となる井口は、今季３５試合に出場され、打率・２５７、１本塁打、８打点の成績。
プロ１７年間でゴールデングラブ賞は３度受賞していますが、今季の出場機会は指名打者での先発（１９試合）や代打出場に限られていました。

 引退は「昨年決めた事」と話され、契約更改の席で既に球団本部長に伝えていたそうです。
長く続けてこられた秘訣については「野球が好きだったから」と答えられました。

チームは現在リーグ最下位に沈む
この時期の発表については「ファンの方々に応援して頂きたいなという思い。今まで以上に良い思い出を作りたい」と残り試合での巻き返しも誓われました。

ロッテの伊東監督はこの日、監督室で「今季限りでユニホームを脱ごうと思います」と井口選手から直接、引退を報告された様です。
２０１３年のロッテ監督就任以来、チームの柱として頼りにしてきたが、「バリバリの時と比較すると、あの年齢（４２歳）です。衰えてくるでしょう」と引退に理解を示されたそうです。

 
井口資仁内野手の略歴は以下の通り。

井口　資仁（いぐち・ただひと）１９７４年１２月４日生まれ、４２歳。東京都出身。東京・国学院久我山高から青学大を経て９６年度ドラフト１位でダイエー（現ソフトバンク）に入団。
９９年にはリーグ優勝と日本一に貢献。
０１年と０３年には盗塁王に輝きました

０５年に米大リーグ、ホワイトソックスに移籍して１年目にワールドシリーズ制覇。フィリーズとパドレスでもプレーされ、０９年にロッテで日本球界に復帰し１０年に日本一。１３年に日米通算２０００安打を達成しました。

今季はここまで３５試合の出場で打率・２５７、１本塁打、８打点。ＮＰＢ通算はここまで１８８５試合で打率・２７１、２５０本塁打、１０１０打点。大リーグ通算成績は４９３試合で打率・２６８、４４本塁打、２０５打点。


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