2008年10月26日
瑞浪の泥薬師
岐阜県瑞浪市薬師町の田中泥薬師で25日、本尊の薬師如来像の泥を落とす「お身ぬぐい」が行われ、謎だった“素顔”が明らかになりました
この薬師如来像は泥を約400年間、塗り重ねられてきたとみられ、幅30センチの像が花崗岩に刻まれ、蓮の台座に立ち、左手に薬壺とみられる物を持っています。すり減っていて、顔立ちははっきりとは分からなかったようです。
約400年前の戦国時代末期に、織田信長が命じた神社仏閣の焼き打ちから本尊を守るため、土中に埋めたのが泥薬師の始まりといわれ、泥を塗った部分の病が治るとの信仰があります。
ちょうどそちらの方で調査があったばかりでしたので、また行く事があればついでに寄れれば良いなと思います