2008年09月30日
岡山でストーカー殺人

『昨日29日の午前7時10分ごろ、岡山市新築港の海上で、女性の遺体がうつぶせで浮いているのを砂利運搬船の作業員が発見した。西大寺署の調べでは、女性は同市南古都の会社員、杉本文さん(24)と判明。頭に数カ所の打撲痕が確認されたことから、県警は殺人、死体遺棄事件と断定し、同署に捜査本部を設置した。同市内のホテルで27日夕、岡山県警に杉本さんの名前を挙げて「女を殺した」と通報した男(24)が自殺未遂をしているのが見つかっており、捜査本部は男が杉本さんの死亡にかかわっている可能性もあるとみて、男の回復を待って事情を聴く方針。』
捜査本部の発表によると被害者の女性と容疑者の男性は知人同士ではあったものの、今月中旬に被害者から警察にこの男性のストーカー行為について電話で相談を寄せていたと言うことです。
電話は一回だけあり、その際に警察からは付きまとわれた場合の防衛手段の指導と、一度実際に警察の窓口に来て相談して欲しいという事を伝えたという事ですが、結局被害者の女性は警察を訪れることは無く、このような結果となってしまったということです・・・。
はっきり言ってストーカー事件の『底』は、被害者と加害者の二人にしか分からないかもしれません。それでもその被害で苦しんでいる方は警察や我々の様なプロフェッショナルに相談しに行かれるのが一番良い方法だと私は思います。一大事になる前に行動を起こすのが、明暗を分ける事になる場合も多いと私は思います。