日本野球機構（NPB）は、21日から開幕するプロ野球の日本シリーズで、全試合でDH制を採用するそうです

セ・リーグ本拠地での試合を含めて、全試合での採用は、阪神が西武を下した1985年（昭60）以来35年ぶりです
1986年はDH制なしで行われ、87年以降は、パ・リーグの本拠地での試合のみ採用されていました。

ソフトバンク球団から18日夕方に提案があったそうで、19日に12球団の臨時実行委員会が行われました。
全会一致で承認されたようです

井原事務局長によります、ソフトバンクは「通常のシーズンとは疲労度が違う」として投手の故障リスク低減などを提案理由として挙げたそうです。

巨人は「球団としての有利不利ではなく、コロナ禍でソフトバンク球団の提案は理解できる」と賛成したそうです

今季は交流戦が中止となり、パ・リーグの投手は打席に立つ機会がありませんでした
全戦DH制となると、打撃、走塁時の故障リスクを減らす事が出来ますね

全試合でのDH採用は、今年に限られた提案となります。
「コロナ特例2020」が適用されました。

ヤクルトの山田哲人内野手（28歳）が、今季中に取得した国内フリーエージェント（FA）権を行使せず、残留するそうです

本日19日に発表されるようです

日本球界最長タイの7年35億円プラス出来高の超大型契約を提示され、この日、合意されたそうです
FA宣言すれば複数球団による争奪戦は必至でしたが、「ヤクルト愛」を貫きました

現在28歳の山田哲人内野手
今オフに結ぶ予定の、7年という長期契約を終えた時は35歳となりますので、「生涯ヤクルト」が決定的となりました

2010年のドラフトで、履正社（大阪）から1位指名された際、当時18歳の山田哲人選手は「ビックリして頭は真っ白。ヤクルトは正直、知らないっす」と話していました。
あれから10年。
トリプルスリーを3度成し遂げたスラッガーが、正真正銘のツバメの顔になります


山田　哲人（やまだ・てつと）
1992年（平4）7月16日生まれ、兵庫県出身の28歳。大阪・履正社では3年夏に甲子園出場。10年ドラフト1位でヤクルト入団。
2014年に日本人選手右打者でシーズン新記録となる193安打。2015年は史上初の本塁打王＆盗塁王の同時獲得を果たしました。
2015、16、18年にトリプルスリーを達成
2017年WBC日本代表。
1メートル80、76キロ。右投げ右打ち。

結婚した後も、希望すれば元の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」

「選択的夫婦別姓」について、全国で7割以上が「賛成」と答えた事が研究者と市民団体の合同調査で分かりました

調査を行ったのは、家族法が専門の早稲田大学法学部・棚村政行教授の研究室と、市民団体の「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」です

2020年の10月22日から26日にかけて、全国の20歳から59歳までの男女7000人を対象に調査を行いました。

調査結果の概要によりますと、自分が同姓・別姓を希望するかに関わらず「他の夫婦は同性でも別姓も構わない」とした人の合計は、全体の70.6%にのぼりました

一方で、「自分は夫婦同姓がよい。他の夫婦も同姓であるべきだ」と「反対」の立場を示したのは14.4%でした。「その他、わからない」は15%でした。

また、20代から50代までのいずれの世代でも「賛成」が「反対」を上回りました
特に20代、30代は賛成が多く、反対が比較的多い50代でも約67%が賛成としたようです。

性別では、「賛成」とした女性の割合が男性よりも高かったみたいです。調査結果では「結婚する男女の約96％が男性の姓を選択している事から、改姓のデメリットをより強く意識せざるを得ない状況がうかがえる」としています。

地域別では、沖縄県がもっとも「賛成」の割合が高く、20代男性と、20代から40代までの女性で反対はゼロでした。青森県、和歌山県が続いて多かったみたいです。

「賛成」割合がもっとも低かったのは愛媛県で、山口県、新潟県と続いています。一方で、これらの県でも「賛成」が「反対」を上回る結果となりました。

また別姓が選べない事を理由に、結婚そのものを諦めたり、事実婚を選択したりしたケースも訪ねたところ、調査対象7000人中94人が「ある」と回答したとの事です。

調査結果は「改姓を強制する現在の制度が、結婚という人生の大きな選択を1.3%も妨げているというのは衝撃的だ」としています。

日経平均株価が、２９年ぶりの高値を更新しました

１６日、アメリカのモデルナ社が開発中の新型コロナウイルスのワクチンに高い効果が確認されたと発表した事を受けて、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価の終値が９か月ぶりに史上最高値を更新

この流れを引き継いで、日経平均株価も取引時間中としては２９年ぶりに一時、２万６０００円台を回復しました

本田技研工業は11月11日、自動運転レベル3に求められる国土交通省の型式指定を取得した自動運行装置「Traffic Jam Pilot（トラフィック・ジャム・パイロット）」を搭載した「レジェンド」を、2020年度内に発売予定であると発表しました

自動運行装置のトラフィック・ジャム・パイロットにより、高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行なう事が可能になるそうです

国土交通省では、自動運転レベル3の市場化に向けて、道路運送車両法の一部を改正し2020年4月1日より改正法（令和元年法律第14号）を施行

改正法では、自動運転レベル3の実用化に必要な自動運行装置が保安基準（昭和26年運輸省令67号）の対象装置として新たに加えられました。

国土交通省によりますと、自動運転車（レベル3）の型式指定は世界初としています
自動運行装置の保安基準については、以下の通りとなります。

1、性能
・走行環境条件内において、乗車人員および他の交通の安全を妨げるおそれがないこと
・走行環境条件外で、作動しないこと
・走行環境条件を外れる前に運転操作引継ぎの警報を発し、運転者に引き継がれるまでの安全運行を継続するとともに、引き継がれない場合は安全に停止すること
・運転者の状況監視のためのドライバーモニタリングを搭載すること
・不正アクセス防止などのためのサイバーセキュリティ確保の方策を講じることなど

2、作動状態記録装置
・自動運行装置のON/OFFの時刻
・引継ぎ警報を開始した時刻
・運転者が対応可能でない状態となった時刻などを6か月間にわたり（または2500回分）記録できること

3、外向け表示
・自動運転車であることを示すステッカーを車体後部に貼付

近畿日本ツーリストなどを傘下に持つＫＮＴ―ＣＴホールディングス（ＨＤ）は１１日、希望退職などでグループ従業員約７０００人の３分の１を２０２５年３月までに削減すると発表しました

個人旅行を扱う全国１３８の店舗も、３分の２を２０２２年３月までに閉鎖するそうです
新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅行需要の激減で、業績が悪化している為です

希望退職の他に、新卒採用の抑制や出向で人員を圧縮するようです。希望退職は原則３５歳以上が対象で、募集人数は設定していません

店舗は個人向けに加えて、団体旅行を扱う９５支店も、約２５店を２０２２年３月までに閉鎖するとの事。

１９７２年から展開している国内ツアー旅行ブランド「メイト」と、海外向けの「ホリデイ」を来年３月末で終了して、ネット中心の営業に切り替えます。

一連の改革で２０２３年３月期に、２０１９年３月期に比べて約２００億円のコスト削減を見込んでいます。

同日発表した２０２１年３月期連結決算の業績予想は、最終利益が過去最悪となる１７０億円の赤字（前期は７４億円の赤字）になる見通しです

２０２０年９月末時点の自己資本比率は１・４％まで低下しました。１１日、オンラインで記者会見した米田昭正社長は「創業以来の厳しい経営環境に置かれている。経営資源の配分に集中が必要と判断した」と述べました。

トヨタ自動車の主力高級車「クラウン」

トヨタ自動車が「クラウン」について、従来のセダンタイプの生産、販売の終了を検討しているそうです

1955年に初代が発売されて、現行は15代目です
トヨタだけでなく日本の高級セダンの代名詞ですが、近年は以前ほど販売が振るっていないとか・・・

てこ入れが必要と判断したとみられています。

セダンとして、約70年の歴史に幕を下ろす公算が大きいようです 国内の自動車市場では、SUVやミニバンの人気拡大に伴ってセダンの販売が低迷

「いつかはクラウン」といわれた高級車も、そのあおりを受けた格好ですトヨタは現行のクラウンの後継を、2022年に発売する方針です。

「洋服の青山」などを展開する青山商事は11日、全店舗の2割にあたる約160店を2022年3月末までに閉める計画を明らかにしました

400人程度の希望退職も募集する方針のようです

コロナ禍によるスーツ需要の低迷で業績が悪化しているそうで、コスト削減を進めていくようですね

青山商事社によりますと、当初は85店前後が閉店対象でしたが、コロナ禍の影響が長引き、更に75店ほどを追加しました。

青山商事社は、複数ブランドの店舗を運営していますが、閉店するのは「洋服の青山」が多いようです。 店舗の見直しと合わせて、同社で初めての希望退職も募るとの事です

対象は40〜62歳の正社員らで、400人程度。募集期間は12月14日から来年2月19日までです。全社員の1割にあたる規模のようです。

世界ボクシング評議会（WBC）は、新階級を設立した事を発表しました

クルーザー級とヘビー級の間に新たに設けられる階級名は「ブリッジャー級」

7月に、妹をジャーマンシェパードから守った6歳の米国人の少年ブリッジャー・ウォーカー君に由来したものです

異例の新階級は注目を集めそうですね

異例の新階級設立。
重量級の猛者がベルトを奪い合う舞台となることを期待しましょう